2019-T01

インディペンデンスディ

山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟ったとき詩が生れて、絵ができる。
人の世を作ったのは神でもなければ鬼でもない。

やはり向う三件両隣にちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて越す国はあるまい。
あれば人でなしの国に行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ住みにくいところをどれほどか寛容て
束の間の命を束の間でも住みよくせねばならぬ。


ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る。

あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。

2009年から始めたこのサイトは丁度、独立をしてこの会社を立ち上げたこころから続けてきたものです。先日からブログ記事の移転に手こずってます。memory_limit・upload_max_filesize・post_max_size・Max_execution_timeなどをいじりながらなんとかインポートに成功するも「500 Internal Server Error」にみまわれたりと正直まだシッカリとアップ出来ていない状態です。

メインのサイトはその時の技術の最先端を行くように当時から作っていました。今もまたその方向で進んでいます。もちろん賛否両論があるは承知の上です。もちろんクライアントWEBはそのようなことが有ってはいけませんのでそうはしませんが、当社のサイトに関してはいつも最先端のオモシロい技術を多用しています。まさに諸刃の刃ですね。(´∀`*)
でもこれにもひとつの小さなポリシーがあります。夏目漱石の「草枕」一節です。

やはり見る人がオモシロく感じたりビックリの感銘を受けたりすることが、とても喜ばしいことだと思っています。
アニメやマンガなんかにも「たとえひと時でもこの世間の荒波に翻弄される人たちを開放する役目がある」というのが根底にあると思っています。

こういう突起したサイトもやってきて良かったなっと思う今日この頃です。

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